【子連れソウル旅行】戦争記念館・明洞・ロッテマート|10人家族の4日目 #4

4 別行動day編 旅行記
4 別行動day編

別行動day、2つのチームに分かれる

4日目は、これまでの10人一丸となった行動から一転、初めての別行動dayとなった。チームは2つに分かれる。私と上の男の子2人、そして義父の4人組は戦争記念館へ、残りの女性陣と子供たちは明洞・南大門市場を散策する。戦争記念館行きは、他でもない義父たっての希望だった。

戦車の広場、義父の熱視線と子供たちの温度差

朝、男性チーム4人はバスに乗り込み、戦争記念館へと向かった。到着してまず目に飛び込んできたのは、とにかく広大な広場だった。その広場をぐるりと囲むようにして、実物の戦車や戦闘機が野外展示されている。義父はこの展示にすっかり夢中になり、一つ一つじっくりと見入っていた。一方、肝心の子供たちの反応はというと、正直そこまで興味を惹かれた様子はなく、展示を眺めるというよりは、広場をぶらぶらと歩き回る方が楽しそうだった。

号泣事件、館内レストランにて

そういえば、この日はまだ朝食を摂っていないことに気づく。展示を軽く見て回ったところで、館内のレストランへと向かうことにした。義父はまだ展示に見入っていたため、ひとまず私と甥っ子2人でレストランへ足を運んだ。

そこで、事件は起きた。

義理の妹の息子、つまり私の甥っ子が、自分から「これが食べたい」とリクエストした料理が運ばれてきたにもかかわらず、いざ目の前にすると箸をつけようとしない。自分で言い出したことなのだから、と私はやんわり、しかしはっきりと注意した。すると、それが引き金になったのか、甥っ子はその場で大号泣。レストランの中、男だけの食卓に、しばし気まずい空気が流れることになった。

結局、コンビニで買ったジュース一本が、甥っ子の涙をあっさり消した。子供の涙というのは、意外と安上がりにできている。ちょうどそのタイミングで、展示を見終えた義父が合流。号泣事件があったことなど、これっぽっちも知らない義父を横目に、一行は次の目的地、明洞へと向かう。

寒空の中、なぜかかき氷を選ぶ

明洞では、女性陣チームと合流することになっていた。妻や娘たち、義母、妹家族と無事に落ち合い、ここからは10人揃っての行動に戻る。

合流後に立ち寄ったのは、今流行っているというかき氷の店だった。

これには、正直突っ込まずにはいられなかった。外は凍えるような寒さだというのに、なぜこのタイミングでかき氷を選ぶのか。しかも店内はというと、評判とは裏腹に驚くほどガラガラだった。この寒さでかき氷を食べに来る物好きは、そう多くないということなのだろう。

もっとも、その物好きの中に私たちも含まれるわけで、子供たちは美味しそうにかき氷を頬張っていた。一方の私はというと、さすがにこの気温でかき氷に手を伸ばす勇気はなく、大人しくコーヒーを嗜むにとどめた。冷えた身体には、かき氷よりも温かい一杯の方が、よほど理にかなっている。

クロミのぬいぐるみで、娘のご機嫌をキープ

かき氷を食べ終え、次の目的地であるロッテマートへと向かう道すがら、近くのお土産屋に立ち寄った。ここで、自分の娘にクロミのぬいぐるみを買い与えることにした。娘はすっかり上機嫌になり、その後の道中も終始ご機嫌だった。

ロッテマートで、男性陣は待機に徹する

そうして、この日最後の目的地、ロッテマートへとたどり着いた。

ここでも、役割分担は自然と決まっていた。女性陣が本気のお土産探しモードに突入する一方、男性陣は上階のフードコートで待機する。無理について回るよりも、ここは大人しく待つが吉、という判断だった。

フードコートで一息つきながら待つこと、しばらく。ようやく合流の声がかかった頃には、カートはすでにお土産でパンパンに膨れ上がっていた。

まさかの道路封鎖、電車に切り替える

さすがにこの時点で、全員へとへとだった。大量の荷物を抱え、あとはバスに乗ってホテルへ帰るだけ、のはずだった。

ところが、バス停でいくら待てどもバスが一向に来ない。後から知ったことだが、翌日に控えたマラソン大会の影響で、周辺の道路が封鎖されていたのだ。まさかこのタイミングで大会とぶつかるとは、予想のしようがない。荷物を抱えたまま待ち続けるわけにもいかず、仕方なく電車に切り替えてホテルへと向かうことにした。

こうして両チームに分かれて始まった4日目は、男性陣だけの博物館、まさかの号泣事件、寒空のかき氷、ロッテマートでの爆買い、そして最後は道路封鎖――と、なかなか濃い一日となった。

最後の晩餐、義父も唸る焼肉で締めくくる

翌日の早朝帰国に備え、荷物の準備を済ませ、この旅最後の晩餐となる焼肉へと繰り出す。早めに就寝と決めこむための、慌ただしくも贅沢な締めくくりだった。

そしてこの焼肉が、また抜群にうまい。振り返れば、この旅、韓国のご飯は基本的にどれもハズレなしだった。食にこだわりの強い義父ですら「うまい」と唸る韓国料理、恐るべしである。

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