【子連れソウル旅行】ディスカバリーソウルパスと空港エクスプレスで早朝帰国|10人家族の5日目 #5

5 帰国日編 旅行記
5 帰国日編

6時発、まだ薄暗いソウルの朝

あっという間の4泊5日も、いよいよ最終日を迎えた。10人での旅は、振り返ればハプニングだらけの、しかし濃密な4日間だった。

帰国日の朝は早かった。6時頃には、すでにソウル駅行きの電車に乗り込んでいる。前日、道路封鎖に振り回されて疲労困憊のままホテルに戻ったばかりだというのに、この日はさらに輪をかけての早起きである。まだ薄暗い中、10人揃って荷物を抱え、駅へと向かう。誰の顔にも、旅の疲れと眠気が張り付いていた。

サムゲタン屋で思いついた、48時間の壁を超える作戦

ここで、3日目のサムゲタン屋でふと頭をよぎった、あるアイデアを思い出す。

ディスカバリーソウルパスには、リムジンバス1回、空港エクスプレス電車1回の利用が含まれている。ただし、これはあくまで「48時間以内」という制限付きだ。この時、私はふと考えた。帰りの空港エクスプレス電車のQRコードだけ、先に発行しておけば、たとえ48時間を過ぎたタイミングで実際に乗車したとしても、問題なく使えるのではないか、と。

思い立ったが吉日、念のためその場で10人分すべてのQRコードを発行させておいた。

改札にQRをかざす、その瞬間

そして迎えたこの朝、ソウル駅から空港エクスプレスに乗り込む段になり、いよいよその目論見が試されることになった。すでにパスの有効期限である48時間は、とうに過ぎている。改札にQRコードをかざす瞬間、内心では少しばかりの緊張があった。

結果は、あっけないものだった。10人分、誰ひとり引っかかることなく、すんなりと改札を通過してしまったのである。

とはいえ、これが本来の正しい使い方なのかは、正直怪しい。意図せず抜け道を突いてしまっただけかもしれず、褒められた話ではないと自覚している。読者の方はどうか、良い子は真似しないでいただきたい。3日目の思いつきが、まさかこういう形で回収されるとは、我ながら複雑な気分である。

4泊5日を、車窓から思い返す

空港エクスプレスに揺られながら、この4泊5日を思い返す。窮屈なLCC、救われたリムジンバス、拍子抜けするほど空いていたロッテワールド、静かな漢江の夜景、王宮の交代式、容赦のない寒さ、号泣事件、意味のわからないかき氷、そして道路封鎖。ハプニングを挙げればきりがない。それでも、10人という大所帯だからこそ味わえた賑やかさと、両親・妹家族と過ごした時間は、何物にも代えがたいものだった。

JINエアー

家族10人、無事に旅を終える

こうして、家族10人でのソウル旅行は、無事に幕を閉じた。

次はどこへ、と考えるより先に、まずは成田から自宅までの帰り道が待っている。旅の余韻に浸るのは、無事に家に着いて、自宅のお風呂に浸かってからでいいだろう。

兎にも角にも、誰も怪我をせず、体調を崩さず、無事に遊んで思い出をいっぱい作って帰ってこられたこと。それが、何よりも大切なことである。

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